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愛されたいあなたへ、心の痛いあなたへ

愛されたいあなたへ、心の痛いあなたへ

心の痛い誰かの子供達に

親との関係が、一生左右すると心理学では言われています。


自分がこうなったのは、親のせいだと言いたい人も
いるでしょう。
文句を言い続けることによって、救われると自分で
納得している人もいることでしょう。


だけど、親を恨み続けた所で幸せはやって来ません。


100人の人には、100とおりの願いがあるように、
親の考えと、子供の考えが違う場合も多々あるでしょう。
ぶつかり合う事もあるでしょう。


色々な親がいて、色々な子供がいるわけだから、
色々な感じ方があるでしょう。


その感じ方から、何かを学んでいけばいいわけで、何が正しい、
何が間違っているということは、ないのだと思います。


親だって、初めて親をやるわけです。
2番目、3番目の子供なら、親も少しは慣れてくるかもしれませんが、
それでも、皆個性が違うので、戸惑うかもしれません。


子供が初めて中学生になるなら、
親だって初めて中学生の親をやるわけです。


子供も悩むかもしれませんが、親も同じように悩んでいるのです。
子供も親の言葉で、傷つきますが、親も子供の言葉で傷つくのです。


親もまた、未熟なのです。
親が子供を育てるように、親もまた子供に育てられているのです。
未熟な親に育てられた、未熟な子供が親になって、
戸惑いながら子供に育てられながら、子育てをするのです。



だから、もしも自分の親が自分の理想と違っていても、
親のことが大嫌いでも、親が、自分が求めるように
愛してくれなかったとしても、親も親なりに
出来る事をやっているのだと分かれば、
少しは気が楽になりませんか?


誰も愛なしでは、育つことが出来ません。


万が一、両親がいなくとも、誰かの愛があったからこそ、
私たちは、今日まで生きてこれたのです。


人は、生まれてくる時に自分の親を決めて生まれてくる、
とスピリチャルな世界では言います。


これが本当だとしたら、
“生んで、と言ってないのに、勝手に生んどいてなによ!”
なんて、ことは言えなくなります。


どんな親であれ、自分の親は自分で選んだことになります。


これを、信じるか信じないかは、その人の勝手でしょうが、
私の場合はこの考えを受け入れることで、
気持ちがとっても楽になりました。


親は、私の魂に、肉体を与えてくれた大切な存在であり、
私の魂が成長する為に協力してくれた存在だからです。


親がいてくれたから、私達を生もうと決めてくれたから、
私達は色々な経験をするチャンスを受け取ることが出来たのです。


親だって、一人の人間です。
愛を求め続けていたのかもしれません。
あなたと同じように、寂しかったのかもしれません。
愛を知らずに大人になり、愛の与え方を
知らなかっただけかもしれないのです。



親だって、ある程度のトラウマを引きずりながら
悩みながら生きているのです。


もしも今、親に傷つけられたと思っているなら、
その傷を癒して、どうかその傷を次の世代に、
あるいは、あなたの愛する人に渡さないでください。

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